鹿児島県立短期大学附属図書館/金曜講演会


金曜講演会
危ない社会を生きる

2006.10

   

10月13日(金)

「ことばが危ない」

─ ことばについての認識不足が生み出す危うさ
ことばは無意識に使われるため,私たちは日常,ことばそのものを深く理解しようとすることはありません。しかし,ことばによる偏見や差別が社会を危うくしています。「ことばをクリティカルに考える意識」が,多様な価値の共存できる社会を生み出す可能性について,言語学の立場から考えます。 松山 哲也
(文学科助教授)

10月20日(金)

「食生活が危ない」

─ 食習慣を見直そう
ストレス社会に生きる現代人にとって,食は人生の中での大きな楽しみの1つです。しかし楽しみである食文化・食習慣が,人生そのものを危うくしていることが報告されはじめ,関心が高まっています。自分の食習慣の実態を知り,その改善を通じて,これからの人生をより豊かなものにしていただきたいと考えます。 町田 和恵
(生活科学科助教授)

10月27日(金)

「食べものが危ない」

─ 食料自給率,BSE,食品添加物,環境ホルモンの問題を中心に
食品をめぐる危うさは,個人レベル,家族レベル,社会レベル,自然環境レベルで多様に存在します。世界規模で生じている食品の危うさを広く視野に入れて,食品添加物,飼料,農薬,環境ホルモンなど,合成化学物質の発達が産み出してきた自然破壊,健康破壊について検証し,今日,わたしたちが何をなすべきかを考えます。 倉元 綾子
(生活科学科助教授)

3日間とも夕方6時30分〜8時30分

『講演会』
ポスター
受講料無料  募集定員:70名(先着順)  申込みは葉書・電話・Faxで
〒890-0005 鹿児島市下伊敷一丁目52-1 県立短期大学附属図書館
Tel:099-220-1111 Fax:099-220-1115

    


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